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保険の自由化で保険料に格差
わが国の自動車保険はつい数年前までは、どの会社のどの保険に加入しても、補償内容が同じなら保険料も同じという横並び状態でした。これは当時の大蔵省(現在の金融庁)の護送船団方式の指導方針によって、外資の参入が厳しく規制され、保険料を決定する際には、自動車保険料率算定会が算出した料率を使用するように義務付けられていたため、保険料に差がつきようがなかったからです。
しかし、96年の日米保険協議によって外資参入の扉が開かれ、97年にはトップを切ってアメリカンホーム保険が通信販売によって自動車保険の発売を始め、 98年には自動車保険料率算定会の料率使用義務も廃止されました。
自動車保険の分野に外資や他の産業から新たに参入することが可能になり、保険料の設定も保険会社の裁量に任されるようになったのです。これが、横並びの保険料から保険料に違いが出てくるようになった時代背景ということができます。